注文住宅とは設計の段階で注文主の希望が取りこまれた建物を言います。注文住宅を建てる際にはまず建物を建てる土地を所有している地主である必要があります。また、敷地の内部でどの位の大きさの庭が欲しいとか、敷地内に駐車場スペースを入れたいなどの希望も話しておくと自然と建物の面積が決まってきます。自分の好みの間取りや平屋か二階、三階建てなど予算とそこに居住する予定の人数を考慮しながら決める事が出来ます。
また、間取りの他に洋室にするか和室にするかなども決める事が可能です。大枠が決まった段階で通常は住宅メーカーや建築設計士などに希望を伝えて簡単なプランニングをしてもらいます。細かい収納やトイレの数、キッチンの大きさ、各部屋の窓の数や位置なども希望の中に入れておくと最初のプランニング段階でかなり希望に添ったものが出来上がります。その後間取りのプランニングに基づいた外観が作成されます。
平面図が完了する段階でそこに実際使われる物を選ぶ事ができるのも注文住宅の利点です。キッチン、お風呂場、トイレなどの製品をカタログや展示場を見ながら選びます。壁紙や照明器具は勿論ですが、外観に関する屋根素材や外壁に至るまで希望通りにする事が出来ます。但しあまり良く分からない場合も考慮されて大体の予算を説明する事により住宅メーカーの設計部門や建築士などが予算に合致しある程度絞り込んだ物の提案をしてくれます。
注文住宅は建売住宅より高価ですが、その分希望が多く盛り込む事が出来ます。