結婚をしたり、子供が出来たりすると、アパートやマンション暮らしではなく、庭付きの一戸建て住宅に住みたいと考える人が増えるようになります。その方が子供をのびのびと育てられますし、大型犬も飼うことが出来るので、具体的に検討している方もあるでしょうね。その際、スピーディーに引越しが出来る建売住宅を選ぶか、時間はかかっても、家族の好きなようにデザインや設計が出来る注文住宅を選ぶかについて、かなり迷うところです。どちらにもメリットやデメリットがあるので、よく考えてから決めるようにしましょう。
建売住宅の場合は、すでに完成した住宅を見てから選ぶので、家の間取りや設計などを、一から家族で考えなくても済みます。価格も決まっているので、予算に応じて選べますし、すでに完成している住宅やモデルルームを見れば、大体どう仕上がるかの見当がつくので、完成後に後悔することが少ないのがメリットです。建売住宅のデメリットは、家族の好みや、それぞれのこだわりを反映させられないので、和室はいらなかったのにとか、吹き抜けがほしかったなどと思っていても、多少のことは目をつぶる必要があります。注文住宅の場合は、建売住宅とは違い、好きな間取りにすることが出来ますし、設備や内装にこだわったり、外観も自由に選べるので、完成後の満足度が高いのがメリットです。
年齢を重ねても住みやすいよう、最初からバリアフリーにしておくことも出来ますから、予算が高くなったり、完成までに時間がかかるデメリットを許容できるなら、注文住宅を選んだ方が良いでしょう。