注文住宅の間取りのポイント

自分の希望の間取りの家を建てることができる注文住宅ですが、自由に作ることができるため広さだけを考えて決めると失敗することもあります。コンセントや収納、窓の位置などを考慮せずに設計してしまうと、生活しにくい家になってしまいます。すべての希望を取り入れることはほぼ不可能になるため設計士との打ち合わせには、自分たちの一番望んでいること、譲ることができない部分をしっかりと伝えることが後悔しない注文住宅を建てるポイントになります。まず日差しと風の通りを考えて窓の位置を決めていきますが、日差しは南側にこだわりすぎると景観が損なわれたり道路に面している場合にはプライバシーの面で問題がでるため南側にこだわらずに光を取り込むようにします。

家事動線が悪い家は毎日の家事が大変になり、家族の生活動線が集中してしまうと混雑してスムーズに動けなくなります。家族の行動パターンを設計士に伝えて、動きを反映した間取りにすることが大切です。注文住宅の失敗例で多いのがコンセントと収納に関することです。コンセントは数を多く付けることも大切ですが、場所を考えることも重要になります。

見えにくい場所につくりすぎると家具で隠れてしまったり、ドアを開けたときに隠れる位置になってしまって使えないということが起こります。収納は奥行を取りすぎると物が取り出しにくくなったり、屋根裏などハシゴが必要な収納場所は年を取ったときに運びにくくなってしまいます。

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