注文住宅を建てる時に知っておきたいこと

注文住宅で家を建てるなら、施工が始まる前にいろんなことを決めておかなければなりません。まず、土地に関してでずが、周りの環境が良いのはもちろんなのですが、意外と見落としがちになってしまうのは、前の道路が坂道になっていないか、ということです。初めは大したことではないと思っていても、長くそこで過ごしていくと気になってしまうことがあるので、特に車を所有していないのなら、慎重に検討すべきでしょう。それから、注文住宅の場合、あれも欲しい、ここはこのようにして欲しいといった希望が後からどんどん出て来てしまい、冷静になってみたら予算をかなりオーバーしていた、などということも決して珍しくはないことなので、ここだけは絶対に譲れない、この部分は妥協できる、といったことをノートに書き出しておくと良いです。

せっかく注文住宅にするのだから、たくさん日が入るようにしたいものですし、広々とした部屋が良いなどと思うものですが、日当たりが良いということは、逆に言うと夏場は直射日光を浴びるということになりますし、仕切りのない空間は遮るものがなく開放感に溢れていますが、暖房や冷房にはかなりのエネルギーを必要とするため、光熱費がかかってしまう場合があります。土地いっぱいに家を建てたい気持ちはわかるのですが、外壁と建物の壁に十分な隙間がないと、風通しが悪くなるのでカビが生える原因になってしまうことがあります。このように、一見すると良いと思われるようなことでも、デメリットはあるので、実際に暮らすことを想像しながら決めていきたいものです。

返信を残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です